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2010-06-22(Tue)

五行風水記~クマとハルカ~能力者

    
 その日は朝から里の空気がざわめいていた。
 悠が起きてすぐに声を掛けてきたが、その目に浮かんでいたものがいよいよ引き返せないところまで来たことを思い起こさせた。
 『御霊』と契約をしてしまえば、平穏な日常に帰ることは出来ない。超常の力を手に入れ、悠の隣に立つことが出来るようになる。
 この日ばかりは卵すら食べられないという話で、出てきた朝食は野菜を使ったものばかりだった。
 口数も少なく箸を使っていると、不意に悠が溜め息を吐いてから、じっと良太郎の眼を見た。
 「朝からこんなに緊張してると、マズイな。」
 そう言った悠の苦笑につられて、良太郎の口元にも苦笑いが浮かんだ。
 朝食が終わってからは、契約の時に唱える『言霊』を悠に教わった。いわゆるロープレの魔法の呪文のようなものだ。ただ重要な一節があって、それを組み込まない限り、通常はは『術式』として成立せず、どのような効果も発生しない。それがなければ、学校で習う古典に出てくる古語のようなものだった。
 「参ったな。ここでこんなことを覚えさせられるとは思わなかった。」
 良太郎がそう愚痴をこぼすと、悠が可笑しそうに笑った。
 「言葉そのものの意味がちゃんと理解出来れば、そんなに苦労しない。大事なのは意味と順番だから。自分が望む結果を願いとして自分自身の『気』に乗せて、それを触媒として『御霊』にその現象を起こさせる。それが『術式』。」
 「ふむ。」
 「うーん、呼び水とか誘い水が解ると理解し易いんだけど。水を呼ぶために水を使うっていうか、感覚として捉えてるものを説明するのは難しいなぁ。」
 「ハル先生でも、説明出来ないことがありますか。」
 授業や課題で解らないところを訊くと、直ぐに解り易い例えを出すことの出来る悠でも、なかなか難しいらしい。
 「変な茶化し方するなよ。こればっかりは実地で覚えるしかないか。」
 諦めたらしくがっくりと項垂れた。
 「武道やってる人は意志の力は強いから、『術式』自体は成功し易いんだけど、『気』の力を消費し過ぎるんだよ。」
 「ふうん。」
 「壁を打ち砕く!っていう感じじゃなくて、自分を対象と同化させる感じというか。」
 うーんうーんとしばらく悩むと何か思いついたのか、パッと表情が明るくなる。
 「『柔よく剛を制す』って言うけど、『剛』の力ではなく、『柔』の力……かなぁ。」
 「ああ、なんとなく解るような気がする、かも。」
 良太郎の今一つな返事に不安があるのか、悠が溜め息を吐いた。
 「まぁ、今日は僕がサポートで付くから、いいか……。」
 ちょっと休憩にしようか、と悠は立ち上がると部屋から出て行った。
 
 夕闇がゆっくりと濃くなっていく中、良太郎は悠と共にあの神社への道を登っていた。
 離れを出る時に、前に悠が着てたものと同じ白装束に着替えさせられた。しかし、どういう訳か袖の部分は肩から先が剥き出しになっている。
 それを悠に聞くと、
 「別に夏仕様だからじゃない。あとで理由は判る。」
 と微妙にはぐらかされてしまった。
 山の頂上、神社に近付くに連れて、あの腹の底の方からじわりと湧き起こる得体の知れない感覚が、またし始めてきた。臍の下の辺りから微妙にムズムズとした感覚が伝わってくる。
 そして頂上に着いた頃には、はっきりと判る程にそれはなっていた。
 「久間、身体は大丈夫か?」
 「ああ。」
 訊かれて答えた声の、吐く息にさえ熱が籠っているような気がする。
 「しばらく、ここで待機だと思うから。ちょっとその状態に身体を馴染ませないといけない。」
 拝殿の周りにちらほらと、良太郎と同じ格好をした者がいる。年は同じぐらいか少し上くらいで、女の子もいる。良太郎と悠の組み合わせのように考えれば、その半数が新しく『護り人』になった者だということになる。
 そんな風に考えたところで、肩の後ろから背中に掛けての皮膚に、ピリピリと引き攣れたような違和感があることに気が付いた。
 生じた違和感になんとなく肩を廻してみるが、やはり消えない。
 「久間、ここに座って。」
 悠に言われて、転がっていた岩の一つに腰掛けた。
 「背中、変なんだろう?」
 「ああ。肩から背中のあたりがピリピリする。」
 「ん。身体が『龍穴』の力に驚いてるんだ。ちょっと待って。」
 良太郎の背後に回った悠の手が、そのピリピリする部分に当てられた。
 当てられた手の平からひんやりとした感触が伝わってくる。そしてゆっくりと撫でられるにつれて、違和感が小さくなっていく。何かの力を使っているらしい。
 「僕が付いてるから、大丈夫だからな。」
 「ああ。」
 背中から伝わってくる心地良さにいつの間にか目を瞑っていた良太郎は、そう囁かれた悠の声に小さく頷き返した。

 「ここが事実上の本殿。この神社のご神体。『龍穴』だ。」
 あのダミーだと言われた本殿の裏から、道なき道をしばらく歩いた場所にそれはあった。
 すり鉢のようにへこんだそこには、時代劇の本陣で焚かれる様な篝火がいくつも置かれ、その先に板張りのステージのような所があり、和太鼓が設えられている。
 そしてその奥には太い注連縄で飾られ、深い闇を覗かせる洞穴があった。文字通りあれが『龍穴』なのだろう。
 ステージの前の丸い空き地を囲むように、二十人以上の人間が篝火に照らされている。その中には、火村とその家族、藤代の姿もあった。見えないが恐らく土師達もいるはずだ。
 藤代が気が付いたのか、ひらひらと手を振ってきた。いつもながらどこか緊張感の欠けている態度だ。
 「もうすぐ神楽殿に神子が出てくる。」
 隣に立った悠の囁きに頷き返す。日が完全に落ちた中、篝火の爆ぜる音だけがその場を支配していた。
 燃え盛る炎に照らされた神楽殿に、神楽鈴を手に持った巫女装束姿の者が出てきた。鈴には長い五色の布が付けられている。さらに和楽器の笛を持った男が出てきた。こちらも装束を着ている。
 「あの人が『龍穴』の力をこの場に呼び込む神子、カンナギだ。」
 シャン、シャシャンと神楽鈴が鳴らされた。
 笛と太鼓の演奏が始まり、カンナギがふわりと白衣の袖を翻した。
 
 力強く打たれる太鼓の音が腹の底に響いてくる。振動として押し寄せる音の波が、良太郎の意識を揺さぶった。
 下腹から込み上げる熱気が、呼吸をするたびに吐息に混ざり、外へと漏れて行く。
 「意識をしっかり持たないと、持ってかれるぞ。」
 いつの間にかそばに来ていた火村に肩を叩かれた。振り向くと藤代も居て、穏やかな笑みを浮かべている。
 「そろそろ来るよ。」
 藤代が言ったその言葉が終わるか終わらないうちに、背後で悲鳴や歓声が上がった。
 「……!」
 何かの気配を感じて、向き直った良太郎の目に映ったのは、幾つもの炎の塊だ。だいたい腰くらいの高さに浮いている。
 見れば燃え盛る篝火から飛び出し、他の何人かの候補者の前で、同じようにして燃えていた。
 良太郎の前の炎が、その目の前でゆるやかに形を変えていく。
 前後に塊が伸び、さらに四肢のような細長い形が作られた。そして、細かい部分が出来上がっていく。
 「……犬、じゃなくて、狼?」
 良太郎の隣に立っている悠の呟きが聞こえたのか、正解とでも言いたげに、その狼の姿をしたものは炎で出来た尾を打ち振った。
 視界に見える他の炎の塊も、なにかしら動物のような形を取っている。
 「やっぱり、お前も『火気』か。」
 予想してらしい火村の声が聞こえた。
 「久間、その子に触ってみて。火傷はしないはずだから。」
 悠の言葉に驚いてその顔を見ると、安心させるように頷いて見せた。
 恐る恐る伸ばした良太郎の手が、揺らめく炎で出来た狼のマズルの先に触れた。
 熱いはずなのに、熱くない。間にあるのは空気だけのはずなのに、伝わってくるのは柔らかい暖かさだけだ。
 「大丈夫だろう?……じゃあ、契約だ。いくよ?」
 悠の言葉がやはり理解できているのか、狼がその場におすわりの姿勢になった。
 「……我、汝ら火の御霊と新たなる理を交わさんと願う者なり。我が真名と、汝らが主の名と、我らを創り給いし尊き母の御名において、我と汝ら新たなる理を成さしめ、汝らが力、我望みしその時に、我に貸し与えよ。」
 伝えられる悠の言葉を復唱しながら、頭の中で大きな炎の形と宇宙に浮かぶ地球の姿を思い浮かべ、それに呼びかけるように、世界を守りたいという意思が伝わるように願う。
 世界を守る為に、この世界そのものと契約を交わし、力を与えられる。それが『契約』。
 最後の一節を言い終わった数瞬後、狼の姿を成していた炎の形が崩れ、渦を巻きながら良太郎の右腕へと燃え移った。
 驚いて良太郎は思わず右腕を掲げたが、腕は焼けている様子もなく、伝わってくるのは先程と同じ柔らかな暖かさだけだ。
 「うん、契約は上手く出来たみたいだ。」
 悠の安堵したような声が聞こえた。顔を見れば満足そうな表情だ。
 見れば、他の候補者の中で『火の御霊』との契約を終えた者は、同じように腕に炎を纏わせていた。 

 『火の御霊』の次に『水の御霊』との契約が行われた。
 大抵の『護り人』が『木気』と持ち合わせているのは他の一種だけらしく、良太郎はすでに『火気』を持ってることが先程の契約で判っている。『御霊』との相性を調べると言ってはいるが、それより選定されてると言った方が正しい。契約可能な『護り人』の前にしか『御霊』は現れないからだ。
 やはり良太郎のところに、蛇や蛙といった水に親しい動物の姿をとった『水の御霊』が寄ってくることはなかった。
 「たまに一人で何種類も持ってるヤツもいるんだがな、鎮守みたいに。」
 火村の言い様に見れば、悠はなにか複雑な表情を浮かべて離れた場所を見詰めていた。
 「『水気』の他に?」
 「『火気』も持ってる。それに『土気』も少し。もっとも『火気』は扱いにくいから、術者としては他の『五行』の術が使えた方がいいんだけどな。」
 話を聞きながら悠の視線の先を辿れば、その先にいたのは土師達の姿があった。
 燎と炯が居て、その近くに見知らぬ年配の男女がいる。なんとなく顔立ちが燎と似ているところから考えると、その両親なのかも知れない。
 「そろそろ『土気』が出てくるな。」
 火村がそう言った途端に、ボコリ、ボコリと広場の方から異様な音が聞こえてきた。
 篝火に照らされた広場の剥き出しの地面が、まるでその下に何か生物が蠢いているかのように隆起を繰り返している。
 やがて『火気』や『水気』のように、盛り上がっていた土の塊が何かの生物の形を取り始めるが、その数は前の二つに比べれば随分と少ない。
 燎の前にはどこか見覚えのある姿を取った『土の御霊』の姿がやはりあった。よく見れば、それが細かいところまで再現された甲虫だと判る。
 軽い足音が広場に響いたかと思うと、悠が燎の方へと走って行く。
 「待って。待って下さい。」
 燎君、と悠が甲虫の姿を取った『土の御霊』の前に立つ少年の名を呼んだ。
 「キミ、いいのか?ちゃんと話したのか?」
 「鎮守悠さん。うちの子に余計なことを吹き込まれては困ります。」
 燎が何か言おうと口を開き掛けたところで、横にいた年配の女の方がそう悠にきつい口調で言ってきた。
 「燎君の、お母さん、ですよね?」
 「そうですが、何か?」
 「もう少し、待って上げてもらえませんか?今、契約しても『護り人』として活動出来る訳じゃありません。それに燎君にはやりたいことがあるんです。話を聞いてあげて下さい。」
 「土師家のことに、部外者が口をはさまないで下さい。」
 悠を睨みつけると、燎の母親はきつい口調で言い放った。
 「確かに僕はあなた方からすれば部外者かも知れません。この里の、古い血筋の家柄に生まれた訳ではない。だから、昔からこの国を守ってきたあなた方がどれくらいそれを誇りに思っているのか、それは分かりません。」
 燎、と名を呼んだ母親が悠を尻目に、自分の息子に契約するように促した。燎も母親の気迫に押されるように、『土の御霊』に手を伸ばした。
 「待って!まだっ……!。」
 「土師家の者は『護り人』としてずっとこの世界を守ってきた。それ以外の選択肢などないのです。」
 「そんなっ!」
 母親の拒絶の言葉に、燎の顔に苦しげな表情が浮かぶ。それを見た悠の顔が何かを決意したようなものへとその顔色を変えた。
 「……我が古き真名と、汝らが主の名と、我らを創り給いし尊き御母の名において、我、此処に『土師燎』と理交わさんとする『土の御霊』に命じる。」
 「何をするんですか!?やめて!」
 『言霊』を編み始めた悠に燎の母親が慌てて止めようとするが、背後から現れた炯ともう一人の年配の男がそれを抑えた。
 「『術式』の詠唱は途中で止めたら、『御霊』が暴走するってわかっとるやろ?」
 そう叫んだ炯の声が聞こえた。
 「汝ら、『土師燎』が理交わさんと呼ぶその時までひと時眠りに着かん。我、現世の護り人、常世への導き手、扉叩き開くものなり。」
 最後の一節が紡がれた瞬間、燎の前に居た『土の御霊』はその姿を失った。聞こえた『言霊』の内容から察するに、燎が呼ぶ時まで眠ってるように『土の御霊』に命令したようだ。
 「どうして、何の権利があってこんなことを!」
 「……だったら、親だからって、子供の夢や希望を取り上げていい権利があるんですか?」
 悠の声がその場に低く響いた。
 「……まさか『護り人』の中にいるとは思わなかった。本当に、あなたみたいに自分の子供を所有物だと思ってる親を見ると、吐き気がする。」
 悠が暗い声でそう言った途端、広場を照らしていた全ての篝火の炎が、強く燃え上がった。
 「あなたみたいな親を見ると、本当に気持ちが悪い。」
 良太郎の方から見えるのは、悠の背中と土師家の面々の顔だが、悠から放たれる得体の知れない『力』にその顔が強張っているのが判る。
 「……まずいな。」
 「そうだね。あのおばさん、ハルくんの一番嫌いなタイプだよ。」
 良太郎の背後で火村と藤代が何やら解ったようなことを囁き合っている。
 「血が繋がってるから家族だと思ってるいるのか?あんた、全然自分の子供のこと見ようとしてないじゃないか。僕には聞こえるよ、あんたの心の声が。聞こえたくもないのに。」
 さっきまで少し蒸し暑かったくらいの空気が、徐々に冷えてきているのが感じられた。
 「あんた、土師の一族じゃ、そんなに強い力を持ってないんだって?」
 「なっ!?」
 「だから、自分の悔しさを息子で晴らすつもりか。たいした親だな。」
 自分の内の醜い部分を言い当てられたのか、燎の母親が声を上げた。
 「自分の願いは子供に押しつけるくせに、自分は子供の願いを聞いてやらない。親だ子だって言う前に、あんたそれは、対人関係としておかしくないか?自分の要求だけ相手に飲ませようとしてる。人と人の関係は互いに半分ずつ歩み寄ってこそだろう?」
 派手な音を立てて、篝火の薪が弾けた。
 「親に自分の声を聞いてもらえない子供の気持ちがあんたに解るか?開かない扉の前でずっと待ってる子供の気持ちが解るか!?どんなに叩いても叩いても、そこに扉があるって気付きもしない親を持った子供の気持ちが解るか!?」
 目の前で、悠が静かに激高していく。多分、これは悠自身の両親に対する思いだということが良太郎には解ってしまった。
 「どんなにサインを出しても、何一つ届かない……。そんな親の言うことを聞かないといけない子供の気持ちが解るか。」
 すでに『土の御霊』との契約を終えたらしい他の候補者たちも、その他の者たちも黙ったまま、悠を見ている。
 「……僕に力の劣ったあんたの気持はわからない。でもあんたに僕の、強過ぎる力を持って生まれた人間の気持はわからないだろう?」
 ゆっくりと風が吹き始めた。見上げれば空に雲が流れてきているのが、微かに見えた。
 「小さい頃から、生きてる者も死んでる者も関係なく人の深い欲を見せられて、聞かされて。本当に人は愚かで、悲しくて、欲深い。『護り人』になる前の僕には、絶望しかなかった。自分がどうして生きてるのか、その意味が解らなかった。助けてもらいたくても、答えを与えてもらいたくても、両親は僕に自分の願いを叶えさせることばかり考えて、僕自身を見てくれない。『死んだ魚の眼をしてる』と怒って責め立てるばかりで、僕がどうしてそんな眼をしているか、その理由を知ろうともしない。自分の願いを叶える『自慢の子』でなければ必要のない。それを知っている子供は親に捨てられるのが怖くて何も言えない。訊いてもらわないと何も言い出せないのに、何も訊いてもらえない。人の世界に絶望して、それでも何かに縋りついて生きたいと、死にたくないと願う子供の気持ちがわかるか。だから僕には、『護り人』になるしか、なかった。自分自身に、何か自分の為に生きる以外の役目を与えてやるしか、なかった。」
 剥き出しになった悠の心が、語るままの言葉が良太郎の心に刺さる様に響いてくる。良太郎が中学生の頃には、こんなことは考えられなかった。
 里に来た最初の夜に、『そのうち生きていて良かったって思える事に、会えたらいいと少しは思えるようになったから』と悠は言ってた。そう思えるまでにどれ程のことを乗り越えたのか、我慢したのか、忘れようとしたのか。いずれにせよ、絶望してしまった自分自身を引き上げることにどれくらいの努力をしたのか、良太郎には想像が付かない。決して容易ではなかったはずだ。そもそも良太郎自身は家族のことですら、悩んだことなどないのだから。
 「弟はありのままで愛される『可愛い子』なのに、僕は条件を満たさないと何一つもらえない。いつも、いつも、いつもっ!」
 いつの間にか頭上を埋め尽くしていた雲が光り、雷鳴が轟いた。
 「鎮守。もうそのへんにしておけ。お前がこれ以上暴走すると、『龍穴』の『気』が乱れる。」
 悠の肩に手を掛けて火村がそう言うと、本人も自覚があったのか、振り向かないままも小さく頷く。
 そして最後に一言だけ、静かにこう言った。
 「……御両親は燎君が生まれた時、それだけで幸せだって思いませんでしたか?」
   
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水鳴沢

Author:水鳴沢
自分の書いてるものはオリジナルBL小説ライトノベル風味じゃないかと思います。

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