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2010-06-22(Tue)

五行風水記~クマとハルカ~触れる

 ※性的な描写があります。閲覧は自己責任でお願いします。長さは原稿用紙15枚分程度。
   
   
「……ん」
 短く返事をした悠と目が合った。まだ恥ずかしそうにしている。
「人差し指と親指で輪っか作って、それで軽くカリを引っ掛けるように擦って」
 良太郎の説明を聞いた悠が言われた通りに握った手を形作ると、軽く握った状態で数回上下に動かして見せた。
「……こんな感じ?」
「ん。……もうちょいやってみて」
 そう指示を出すと余り疑いもせずに、悠がまた手を動かす。今度は少し長めにやってみせられた。
 久しぶりの柔らかい他人の手の感触に良太郎の身体が喜んでいる。スイッチが入り、擦られる快感が背筋をじんわりと這い上ってきた。
「んっ」
「あ……」
 良太郎が人の手で雁の縁を擦られる気持ちよさに声を漏らしたのと、悠が困ったような声を上げたのは、ほぼ同時だった。
「久間、なんか出てきたんだけど……」
 溜まっているところで、ああも弄り回されれば先走りも出てしまう。もう正直、最後までやって欲しい。溜まったものを吐き出したい。
「……なんかって、男なら解るだろ?……なぁ、そのまま、ダメか?」
 良太郎は自分でもそうなってると判る、トロンとした欲情の色を浮かべた目で悠を見た。
「火村さんに言われてもう四日も抜いてないんだ。頑張ったご褒美でやってくれよ。他人にされた方が気持ちいいし……」
 少々情けないと自分でも思うセリフだが、悠にそう頼んでみる。
 多分、まだ自分は酔っているのだと、どこかで思いながら。
 沈黙の時間がしばし流れた後、見詰める良太郎の視線から顔を逸らすと、悠が手を緩やかに動かし始めた。
「……今日だけだからな」
 そう言った悠に答えた良太郎の声は、掠れて音にはならなかった。
 自分でするのとは勝手が違う手の動きに、すぐに我慢が出来なくなる。
「もうちょっと早く」
「ん」
 もどかしさに、思わず催促してしまう。
 道着を掴んでの乱取りをしているせいか皮膚が硬くなった自分の手とは違う、男としては随分柔らかい感触の手が気持ちいい。自分で握った時とは当たる場所が違う分、快感の質も少し違う。
 力を抜いた下半身で、怒張した分身だけがビクビクと力を漲らせている。
 悠の手で擦られて送り込まれる快感が背筋を貫き、じわりじわりと肉茎の根元に溜まり始めてきた。袋の中で双球がぐりっと蠢いた。
「……気持ちいい?」 
「ん」
 そう訊いた悠の声も、それに答えた良太郎の声も低く掠れていた。
 ピチャ、と濡れた音が、目を伏せたまま快感を享受していた良太郎の耳に届いた。
 すぐにその水音は増し、猥らなものへと変わった。水よりも粘性のある先走りが、張り出したカリとそれを擦る悠の指の動きで音を立てているのだ。先走りの液体が鈴口からぬるぬると溢れて、裏筋の辺りで擦れているのが判った。
 自分のはいた吐息が熱を帯びている。
 目線を上げると、真面目な表情の中にどこか興奮した色をのせた悠の顔が見えた。
 四日振りに溜まったものを放出できる期待と、初心な優等生の友人に自分の性器を擦らせて自慰を手伝わせているという事実が、間違いなく良太郎をいつもより興奮させている。
 擦られて肉茎に与えられる快感が、まるで射精の為のゲージが上がっていくように溜まっていく。
「んあっ」
 裏筋のあたりにある性感帯を一際擦られ、良太郎の口から喘ぎの様な声が漏れてしまう。びくびくと内腿の筋肉がひくついて、膝が震えた。
「もしかして、ここ、気持ちいい?」
 悠が左手で肉茎の根元を握ると、雁から亀頭に掛けて擦っていた右手の当たる場所を変えた。
「んんっ」
 また良太郎の口から声が漏れ、膝がガクガクと震えた。呼吸が時折大きく、荒いものになる。
「気持ちいい……」
 這い上がる快感に耐え切れず、もどかしげに身体を揺すってしまう。
 根元から溜まり始めた快感がもうすぐで肉茎の先端まで一杯になりそうだ。放出する為の頂点は極近い。
「イキそう……。そのまま手動かしてて」
「うん」
 いよいよ耐え切れなくなった良太郎は腰を動かしてしまう。悠の手で作られた穴に擦り付けるように動かしてしまう。
「イク、……イク、も、出る、……んんんっ!」
 声を漏らしながら、ぐりっ、と悠の手に最後に腰を突き出すように擦り付けた。袋ごときゅっと双球が持ち上がる。
 腰から開放感にも似た、堪らない快感が良太郎の背筋を駆け上がる。
 雄の本能の様な良太郎の動きに少し驚いた顔をしながらも、悠は手の動きを止めない。
 悠の手の中でさらに鰓を張るように膨らみ、肉茎が堅くなった瞬間、亀頭の先から白濁した精を噴き上げた。肉茎の付け根や尻の筋肉が精を噴き上げる度に、震える。
 最初のそれは勢いよく飛び、良太郎の肩を越えた。
 二回目は頬から首筋にべったりと降り掛かり、やはり溜まっていたせいか濃い色をした白濁で良太郎の身体が塗れていく。 
 溜まっていただけあって、良太郎の射精は長く続いた。最後の数回は勢いをなくしていたものの、ゆっくりと上下する悠の手の動きに刺激され、ドロリドロリと濃い白濁が漏れ出る。
 荒い呼吸が収まっていくのと同時に、浮き上がっていた腹筋の強張りも解けていく。
 下半身から放出感の余韻がゆっくりと消えていくのと同時に、興奮していた意識が急速に冷え始めた。
 頬にまで自分が放ったモノが飛んでいるのが、皮膚に付いた感触でわかる。
 ぼんやりと見ていた視界の中で、悠が握っていた良太郎の肉茎から手を離したのが見えた。少しだけ弛緩した肉茎が太腿の方へと項垂れるように頭を垂れる。
 吐き出した良太郎の肉茎も、それを握っていた悠の手も白濁した粘液で汚れていた。何気なく開かれた悠の指の間で、粘性が高いのか切れずに糸を引いている。
 そこまでを目にして、勢いに任せてやってしまった、という思いが込み上げてきた。
「悪い……」
 何と言っていいのか判らず、とりあえずそう口にする。
 ぼんやりと自分の手を見ていた悠が熱で潤んだような目を良太郎に向けた。
「いや、なんていうか、凄い。凄かった」
 自分が手を貸したことや良太郎の射精する様にあてられたのだろうか。無意識に舐めた唇も、そこから漏れた声も色っぽい。
「流せよ、それ」
「ああ」
 良太郎は洗面器に浴槽の温泉を汲み上げると、身体に掛けて自分の精液を流し落す。
 悠も片手ですくった湯を汚れた手に掛けて洗っている。
「溜まってるって言ってたから、濃いな。落ちない」
「……そう言うなよ。……俺が洗ってやるから、それ」
 そう言いながら良太郎は洗い場の方から、ボディソープのボトルを持ってきた。
 浴槽から溢れた湯が流れていくタイルの上に膝を着くと、石鹸の匂いのする液体を自分の手に出して、悠の汚れた手を洗っていく。
 指の間までも丁寧に洗い、肘の方まで泡まみれにした。
「久間」
「ん?」
「まだ、付いてる。ほっぺたのところ」
 勢いよく飛んで付いた分がまだ落とし切れてなかったようだ。
 悠が指の腹でこそぎ落そうと、もう片方の手を床に着いて身体ごと手を伸ばした。
 良太郎の頬に触れた指が動かされた瞬間、タイルに着いていた手が滑る。
「わっ!?」
 バランスを崩した悠の身体が良太郎の腿の間に嵌まり込むように倒れて、トスッとその頭が腹に当たった。
「ごめん。だいじょうぶか?」
「ああ、これくらいなんともない」
 良太郎の立膝をした腿の間に、半ば身体を預けるようにして悠の身体がある。湯に浸かっていたせいで白い肌がほんのりと薄赤く染まっていた。濡れて張り付いたタオルの下で半勃ちくらいのそれがその存在を主張している。
「……見るなよ」
 良太郎の視線に気が付いたのか、悠がその部分を片手で押えて隠した。
「やっぱりさっきので興奮しちゃったのか」
「だからそういうことを言うなって……」
 腹筋で支えられた悠と目を合わせながらそう言うと、やっぱり照れ臭いのか顔を背けた。触れている悠の肌の感触と離れようと身動ぎする身体の重みが、良太郎の中で、急に意識させられる。
 動く悠の身体に脇から手を回して抱き起こしながら、その身体を自分の方へと引き寄せた。
 左腕を薄い腹部に回して捕え、右手をタオルを抑えた悠の手に重ねるように掴んだ。ぴったりと悠の背中と自分の胸板が重なる。
 さすがに少しおかしいと思った悠が、腕の中で身体を強張らせた。
「ちょ、なに、」
「今度は俺がしてやるよ」
 そう囁きながら、悠の手の下へと自分の手を潜り込ませていく。その動きを止めようと悠がもがくが、そもそも柔道選手の良太郎の腕の中で抵抗すること自体が無駄なのだ。普段から他人を抑え込む訓練をしているのだから。
 抵抗されれば、余計に良太郎の加虐心や征服欲といった雄の本能を刺激するのだが、同性であってもそういう部分には感覚的に疎い悠には解らないのだろう。
「まだ、酔ってるのか、キミ」
「かもな」
 困ったような悠の声に、笑いを含んだ声で良太郎は答えた。そうしてる間に左腕一本で悠の腕までも拘束する。
 タオルの下に入り込んだ右手で、股間をまさぐり、見付けたそれを握り込んだ。
「ああっ」
 急所を握られた悠が良太郎の腕の中で高い声を上げた。 
「ダメだって、こんなの……」
「相手に手伝ってもらってるだけだって思えって」
 右手の中に握り込んだ悠の肉茎をゆっくりと擦り立てた。
 んんっ、と良太郎の腕の中で悠が声を漏らし、半勃ちだったモノが刺激を与えた分、堅くなっていく。
 ヌルついた感触があるのは、身動きを封じた時にそのままだったボディソープが付いたせいだろう。
 指で輪を作り、ボディソープの滑りを使って半ばから亀頭まで数回扱いてやった。
 気持ち良さに悠がまた吐息を漏らす。
「気持ちいいだろう?人にされると」
「……そんなこと、聞くな」
 羞恥から憎まれ口を叩くのとは裏腹に、身体の方は与えられる快感に正直で、良太郎の手の中で悠の分身はすでにガチガチになっていた。
 逃げることは諦めたのか、もう大人しくされるままになっている。
 良太郎はくるっと手の平で包み込むように先端を握り込むと、ぐりぐりと手首を回しながら敏感な粘膜を擦ってやる。
「んんっ、だめっ」
 さすがに刺激が強かったようで、悠が身体をビクビクとさせながら、声を上げた。
 腰が引き気味になり、少し勃ち始めていた良太郎の肉茎に押し当てられてしまう。
「このままだと危ないな」
 良太郎は悠の身体を少し持ち上げ、浴槽の中へと入って縁に腰掛けると、自分の脚の間に悠を座らせた。
 再び、手の中に勃起したままの悠自身を握り、ゆっくりと擦ってやる。
 左手も悠の下腹へと這わせて、根元の袋を包むようにして手の中へと納めた。ごくごく平均サイズらしく、良太郎の大きな手にすっぽりと収まる。
 柔らかくそれを揉むようにしながら、右手の指先でカリの縁を擦る。
 んっ、と悠がまた小さく喘いだ。
「もうちょっと、足開いて」
 右腿に手を掛けながらそう耳元で囁くと、すんなりと足を開き、良太郎に枝垂れ掛かる様に身体を預けてきた。そうすると悠の頭がちょうど良太郎の左肩に当たる。
 人の重みや肌身の温もりを直に感じるのは、付き合っていた彼女と別れて以来久し振りだ。
 身体の柔らかさに男女の違いはあっても、人の温もりに触れるのは気持ちがいい。
 もう一度手を悠の下腹に這わせると、勃起したモノを軽く握り、ゆっくりと上下に扱いてやる。
 溜め息のような声が聞こえ、悠の膝が少し揺れた。
 扱きに加えて、たまに鈴口を指の腹で擦っていると、そのうちにそこから先走りが出てきた。
 悠の身体が良太郎の手で感じているという間違いのない証拠だ。
 指先でそれを鈴口の回りや裏筋の周囲に塗り広げるようにして、刺激してやる。滑りを塗り付けた部分が広くなったところで、さらに指の腹で亀頭の裏のぷっくりと膨らんだ部分を擦った。
「ああっ」
 かなり感じたらしく、悠がはっきりと声を上げた。その声に良太郎の腰のあたりがまたムズムズとして、止められない血流が流れ込んだ分身は八割方勃ってしまった。
 続けざまに擦ると、抑えられないのか悠の腿の筋肉や膝がビクビクと震えた。
 鈴口から溢れてくる先走りを絡めるように指先に動かし、塗り広げながら責める部分を広げていく。
 緩やかに上下する薄い胸板で、小さな乳首が僅かに膨れていた。脇から伸ばした左手でそれに触れる。
 指先で摘んで転がすと、すぐに膨らんで堅くなった。
「やっ」
 男なのに乳首を弄られることに抵抗があるのか、怯えたような声が上がる。それでも身体の方は感じているようで、触れるたびに悠自身はビクンと震え、鈴口から先走りを零した。
 その反応は良太郎を煽るには充分なもので、カッと頭に血が上って行く。完全に復活した分身が悠の尻に当たって、はち切れそうに猛っていた。
 悠の身体を抑え込むように腕を回し、密着するように自分の身体を押し付ける。
 先走りに塗れた手で悠自身を握ると、ゆっくりと扱き始め、徐々に早い動きへと変えていく。そうしながら、自分の怒張した肉茎をゴリゴリと擦り付けた。悠の身体の重みや当たる角度を巧く使って、良太郎自身が快感が得られるようにする。
 もどかしさに焦れながらも、じわじわと擦れる快感で射精感が込み上げてきた。
「……くま」
「ん」
 掠れた声で呼ばれた自分の名で、良太郎の胸の中にたまらなく切ない気持が広がる。
 左腕で悠を抱きすくめると、晒された首筋に唇を押し当てた。
 悠自身を擦り上げる手の動きも、快感を得ようとして良太郎自身を擦り付ける腰の動きもさらに激しくなっていく。
「やぁ……、もう、でるぅ……」
 動きを止めようとしたのか、良太郎の腕に添えられるように掴んだ手に力が籠った。
「俺も、イク」
 腕の中の悠の身体が強張り、手の中の分身が一際膨らんだ。迸った精が良太郎の手を濡らしていく。
 ほぼ同時に擦りつけていた良太郎の肉茎も堅さを増し、亀頭がさらに怒張する。
 腕の中の細い身体を抱きすくめ、その首筋に鼻先を押しあてながら、良太郎も声にならない声を漏らすと、勢いよくその精を放った。
   
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Author:水鳴沢
自分の書いてるものはオリジナルBL小説ライトノベル風味じゃないかと思います。

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